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「周遊謎」ってなんだ?

謎解きをしていると時折目にする「周遊謎」(または「周遊型」「周遊型謎解き」)という言葉。
これ、いったい何なのでしょうか?
「周遊」しながら「謎」を解け
「周遊」とは、文字通り色々な場所を旅行してまわること。そして「周遊謎」とは、そうして色々な場所を巡りながら楽しめる(楽しむ)謎、のことを指します。

謎解きでは多くの場合、問題に書かれている文章や絵から謎の答えを導き出します。
※こうした「画像1枚で解ける謎」は「一枚謎」と言われていたりします。

ですが周遊謎では、そこに書かれている問題だけではクリアが出来ない場合がほとんど。「謎を解いて行くべき場所を突き止める」「指定された場所に行って手がかりを見る」といったように、謎解きの中で「どこかに行く」必要があります。
周遊謎の3タイプ
周遊謎において、謎を解くタイミングは大きく分けて3つあります。順にご紹介しますね。

①「謎を解く→どこかに向かう」場合
こちらは謎を解くことで向かうべき場所を突き止めるという、謎が先行するタイプの周遊謎です。
例えばこちらの謎
これを解くと「宝は和歌山城にあり」と出てきます。
その答えをもとに和歌山城に行き、宝を見つけることでクリアとなります。

タカラッシュが開催しているものだと、「半径10km宝探し」シリーズなどがこのタイプにあたります。
②「どこかに向かう→謎を解く」場合
こちらは①とは逆に、指定された場所に行くと謎が解けるようになるという謎が後行するタイプです。
行くべき場所はあらかじめ明示されており、行った先の場所に謎を解くための”手がかり”があります。
参加者はそれを見ることで初めて謎を解くための情報が揃い、謎が解けるようになります。

“手がかりは”その街や施設に既にあるもの(オブジェや看板、壁の絵など)だったり
その謎解きのために作られたもの(「設置物」と呼ばれます)だったりします。
こうした現地に行って初めてわかる情報を参照しつつ謎を解き、答えを報告するとクリアとなります。

タカラッシュが制作しているものだと、大規模な地域周遊系の謎でよくあるイメージです。

③「謎を解く→どこかに向かう→謎を解く」
最後は①と②を組み合わせたタイプ。タカラッシュの周遊謎だとこれが最も多いような気がします。

謎を解くことで行くべき場所が分かり、
行った先で得た情報から
次のステップの謎を解く
というてんこもりの内容です。

大体の周遊謎はこの3パターンのどれかに該当します。
周遊謎の魅力って?
では、この「周遊謎」の魅力とは一体何でしょうか?
楽しみ方は人によって様々かとは思いますが、最大の魅力といえばやはり「その地域や施設をより深く楽しむことができる」ところです。

周遊謎を解くためには、その開催地を注意深く観察しながら歩いたり、手がかりを見つけるために普段自分が選ぶルートとは別の道に行ったりする必要があります。
つまり、その開催地により関心を持つきっかけ、知らない場所に行くきっかけになるということ。

「初めて行った博物館で周遊謎をやって、展示についてより詳しく知ることができた」
「謎の手がかりを探しに行って、その街の隠れおすすめスポットを見つけることができた」などなど。

周遊謎はただ開催地を巡るだけでなく、その場所の魅力を知り、何倍も楽しむためのアシストをしてくれる謎解きなのです。

そんな周遊謎、タカラッシュでも現在各地で開催しています。
自分の住んでいるところの近くから始めてみたり、あるいは有名な観光地に行く時のおともにしたり……どれも一味違う観光体験をさせてくれることうけおいです。

さあ、皆さんも「周遊謎」の世界に飛び込んでみませんか?

開催中の周遊謎はコチラ